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よくあるご質問

丸三ハシモトではどんな種類の糸を作っているのですか?

三味線糸、琴糸はもちろんのこと十七絃糸、義太夫糸、薩摩琵琶糸、筑前琵琶糸、胡弓糸、沖縄の三線(蛇皮線)糸、大島糸、一絃琴、雅楽(琴、琵琶)、一絃琴、八雲琴、中国伝統楽器絃(古琴、二胡、中胡、中国琵琶)などがあります。

また三味線糸と言っても長唄、地歌、常磐津、民謡、津軽、義太夫(文楽)などがあり、全ての楽器糸のランクや特注品などもあわせると400種類以上となります。その他にも絹糸による特殊撚糸製品なども生産しています。

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丸三ハシモトの商品名を教えてください。

弊社では三味線糸の商標は「寿糸(ことぶきいと)」、琴糸の商標は高級琴糸「冨貴(ふき)」と普及用「麗韻(れいいん)」です。その他、三味線用 放射線照射糸 ナイロン製には「レイトーンナイロン」(レイ=放射線 トーン=音)、三味線用 放射線照射糸 テトロン製「レイトーンテトロン」などがあります。

小売店に行かれたら「丸三の糸」もしくは上記の名前をおっしゃって頂ければありがたいと思います。

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製造している楽器糸のアピールポイントは何ですか?

撚りがきつく、強くて深みのある音が特徴だと考えております。また余韻にもこだわりをもち、その楽器に合わせた音色への追求を日々行っております。

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三味線を始めてまもない初心者なのですが、どのような糸が適していますか?

お師匠様によりご指導は様々かと思いますし、細棹(長唄)や太棹(津軽)などによりお勧めも異なりますが、基本的に切れにくさで言えば化繊の糸が最初は適しています。ナイロン、テトロン製の糸がありますので三の糸(一番細い糸)はこれをお使い頂くか、もしくは絹の並の糸など、低価格のものをご使用されることをお勧めします。

長唄や地歌などですと最初から絹糸にこだわりを持たれる方もおられます。津軽三味線などは一の糸は絹糸のみ、二の糸は絹糸と化繊糸、三の糸は化繊糸が主流となっています。沖縄の三線(サンシン)(蛇皮線)などは3絃ともテトロン製の化繊です。

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一の糸、二の糸、三の糸はどのように違うのですか?

三味線は三つの味がでる糸(線)と書くように、3本のそれぞれ太さが異なっており、その調和により低音から高音まで出せる楽器となっています。一の糸が一番太く低音を、二の糸がその中間で三の糸が細く高音を奏でます。

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丸三ハシモトの絹の三味線糸は「極上」「銀付」「金先」とありますが、その違いは何ですか?

三つのランクが絹糸の原料を産地別により分かれております。またその年の出来具合である品質や色を見てランクを決めております。品質としては極上が 最高ランクとなっています。金先はお稽古用です。また金先の糸は独楽撚りを行っておりません。しかし全てのランクにおいて撚り方こそ違いますが、基本的に同じ工程を経て製品と なっています。

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糸は黄色が一般的ですが、なぜ黄色なのですか?

邦楽器糸は基本的には黄色と白色に分かれます。琴糸は現在では白色が主流ですが、三味線糸は黄色です。黄色の染料は「ウコン」です。日本は江戸時代頃まで黄色い繭が多かったということです。和楽器の絃は絹の外面のセリシンというたんぱく質を残すため、そこに付着する黄色の色素がそのまま和楽器絃の色となっていたと考えられます。明治時代以降品種改良で繭が白色になったため、それまでの伝統的な黄色の絃となるように考えられ、最初はくちなしの実で染め、その後ウコンを使って染色したと考えられています。

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三味線糸は13−2、13−3などと書いていますが、これは太さを表しているのですか?

これは太さの単位ですが、元々絹糸の重量(匁)を表しています。製造工程の「目方合わせ」においてこの太さを決めていきます

 例えば15−1だと15匁の原糸から50本とった糸が一の糸となり、
      13−2だと13匁の原糸から100本取った糸が二の糸となり、
      13−3だと13匁の原糸から200本取った糸が三の糸となります。
頭の数字が大きくなるほど糸も太くなっていきます。

またお琴の糸の「17半」や「18番」というのも重量(匁)を表しています。
  例えば17半だと17.5匁の原糸から10本とった太さの糸となり、
      18だと 18匁の原糸から10本とった太さの糸となります。

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絹の楽器糸について保存方法を教えてください。

絹糸は湿気も響きが悪くなる原因となり、逆に乾燥しすぎてもいけません。糸も呼吸をしますのである程度通気性のあるもの、湿度を調整できるものとしてお勧めしていますのは、桐の箱の様な木箱です。また直射日光に当てないように十分ご注意ください。

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テトロン、ナイロンの糸はどのような特性があるのですか?

邦楽器糸は基本的に絹糸、テトロン糸、ナイロン糸が原料となっています。まずテトロン糸は絹糸と比べ少し手触りが硬めで、音もこもりやすくなっています。夏など暑い時や舞台の照明の強いところ、また乾燥の激しい海外などの方が糸の硬さも適しています。

沖縄の三線はテトロン糸となっています。またナイロン糸は少し軟らかい手触りで甲高い音で遠くまで響きます。しかし熱に弱く、暑くなってくると膨張して伸びやすくなります。

津軽三味線の三の糸ではナイロン糸が主流となっています。

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津軽三味線の糸の組み合わせについて教えてください。

一般的なのは一の糸が浄瑠璃糸の「中口―1(28−1相当)」か「太口―1(29−1相当)」で、二の糸が15−2、16−2で、三の糸がナイロン、テトロン製の14−3、15−3です。その他に一の糸として30−1、31−1などの太い糸をお使いの方もいらっしゃいますので、好みに合わせて色々お試し下さい。

その他の代表的な組み合わせ

長唄15−1,13−2,13−3
地歌14−1,14−2,14−3
小唄17−1,15−2,13−3
民謡17−1、13−3,13−3
常磐津20−1、17−2,15−3
義太夫中口―1、中口―2、中口―3

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現在も糸の製作を完全には機械化せず昔ながらの作り方にこだわるのはなぜですか?

絹糸での邦楽器糸の製造工程は基本的に昔ながらの工法を継承しています。それは原料が国産の特殊座繰り生糸であるという理由で機械任せに出来ないところと、伝統工法「独楽撚り」などは"音"へのこだわりが第一であり、また糸に負担のかからない撚り方をするため耐久性も機械撚りよりもいいということです。

工程の中の細かい部分に関しては少しずつ改善をしており、いかに高品質なものを提供できるかを第一に考え、こだわりをもって製作しています。

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扱っている商品は直接販売してないのですか?またどこで手に入りますか?

申し訳ございませんが、弊社では糸のインターネットなどを通した直接販売を行っておりません。誠に恐縮ではございますが、お近くの小売店(三味線屋、お琴屋)様にお問い合わせ頂きます様よろしくお願い申し上げます。全国邦楽器商工業組合連合会HPでは各地域の組合店の紹介をしておりますのでご参考ください。

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楽器糸の他にも何か別の商品は製造していないのですか?

絹糸製品としまして、刷毛に使う糸や時計の革バンドの紐として使用されています。その他にも絹糸の特性を活かした絹縄や絹ひもをご希望の方はお問い合わせください。

様々な太さや少量にも対応できます。また邦楽器に使う付属品や加工品なども製造、委託加工しております。

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工場見学は出来ますか?

特に邦楽業界の方を中心に、地元小学生や観光客の方も工場見学にお越し頂いております。その節はあらかじめ必ず電話等で見学予約をして頂くようお願いします。また日によっては見学頂けない時があったり、作業の関係上、あまりお見せするところがない日もございますが、ご了承願いたいと思います。

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